流れに抗して

|

10/27夜までの情報です。今日は辺野古漁港からチャーター船が3隻でて、汀間(てぃーま)漁港からの船と合流し作業が強行されました。そして昨日に引き続き今日もまたパッシブソナー9機が引き揚げられました。作業は午前中で終了したようです。昨日の分と合わせると、確認数が全部であるならば計17機のパッシブソナーが引き揚げられたことになります。データ収集かメンテナンスか目的は不明です。台風回避ということでもないわけですから、このまま上げっぱなしということはないと思います。ソナーの調査終了でないとしたならば、やはり近々再設置が強行されるのではないかと思います。またリーフ口の所のカメラの再設置もまだ行なわれていませんので、警戒態勢は引き続き維持されます。陸上の座り込みも手薄にならないように、時間を作って駆けつけてください。

嘉手納基地を含めて露骨な軍事訓練を見せつけ、住民の不安を煽るような事態ばかり引き起こしている米軍は、いったい何の意図を持って愚行を繰り返すのでしょうか。タイムスがすっぱ抜けるほどの場所で訓練を見せつけるということは、見えない場所で繰り返されている訓練が数えきれないぐらい行なわれていることをも意味すると思います。手の内を明かせない訓練と、見せつける訓練とがあるのは軍隊の鉄則なのでしょうが、度が過ぎていると考えているのは私だけではないと思います。

辺野古に造ろうとしている新基地の姿が段々見え始めていますが、滑走路と船の接岸帯を併せ持つ施設を造ろうとしているのですから、装弾場などあるのは当たり前の話です。また、オスブレイの話は聞いていなかったとか、ヘリだけの利用だと思っていたとか、そんなわけあるはずがありません。普天間を見ればF18ホーネットも離発着していますし、飛行ルートを変えたと言いつつ墜落した物と同型のヘリが住宅地上空で旋回を繰り返していますし、出来てしまえば造ったもの勝ちになることは誰もが分かっているはずです。V字案も然り、進入路、離陸路限定も然りです。米軍は、V字など「都合の良い滑走路が2本ある」ぐらいにしか思っていないはずです。日本政府の沿岸案よりも沖縄が出している沖合案の方が米軍にとっては都合が良いはずです。その分広くなるわけですし、「沖縄に譲歩した」という切り札として「日米合意の沿岸案ではなく、『沖縄がわざわざ提示してくれている沖合案』に変更しました」という言葉が出て来るのは時間の問題だと思います。それさえ飲めば、仲井眞さんはゴーサインを出すわけです。何という不安定な状況でしょうか。

辺野古や高江の阻止行動や、全国で展開されている新基地建設反対の行動は、「基地そのものを認めない」という力強い意志によるものです。人間皆違うということは豊かなことではありますが、その人の教育環境や存在している場所、立場などの違いで全く歩み寄れない事態はやはり悲しいものです。そんな中で人間は一致点を見つけては共に生きようと努力を繰り返して行くのです。しかしその一致点は双方が譲り合って見いだしたものでなければなりません。新基地建設によって新しい軍事基地が出来上がってしまったならば、それはもう既に一致点とはならないのです。しかも基地の存在意義は「人殺しの道具の集約点」でしかないわけですから、そんなものを一致点にするわけにはいきません。県や名護市は基地建設ということでは米軍と一致点を見いだしているわけですから、やはりそれは私たちの思いとは全く逆であると言わざるを得ません。

正に一方的に沖縄に負担を強いて来た歴史の中で、現在の沖縄は余程のことがない限り「なぜ」「どうして」という問いかけがしにくい場になっています。そんな中で「なぜ」「どうして」と体を張って問い続けているのが辺野古であり、高江であり、泡瀬の人たちであり、宜野湾市民であり、嘉手納の周辺住民たちなんだと思います。特に辺野古と高江の人たちの存在が隠されようとしている流れの中で、私たち日本人はその流れを押し戻すぐらいの気持を持たなければならないと思います。日本全国で、とにかく様々な方法を工夫して力を尽くしましょう。

「沖縄タイムス・10/27」
不審機を想定か 小銃で囲み制圧/嘉手納基地で有事訓練

「沖縄タイムス・10/27社説」
[レンジ16共同使用]負担軽減は口先だけか

「琉球新報・10/27」
普天間代替装弾場、海側に建設 戦闘機配備は否定

「市民メディアJANJAN・10/27」
「沖縄」はなぜ歪曲、攻撃されるのか

「時事通信・10/27」
石破防衛相の問責案検討も=秋山元次官の喚問要求-山岡氏

思いやり予算減額で協議を加速=日米

このブログ記事について

このページは、hが2007年10月28日 00:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「10/26の情報」です。

次のブログ記事は「今日もまた作業船・・・」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.2-ja