ソナー設置強行
10/18夜までの情報です。昨日の予測通り今日は朝5:00からチャーター船4隻が辺野古漁港から出港しました。何度もお知らせしていますが、日の出前の作業はジュゴンへの影響が心配されます。生態系に一番ダメージを与え続けている環境調査というものはそもそもあり得るのでしょうか。
今日は作業船3船団6隻、こちらはゴムボート2艇、カヌー7艇で対応しましたが、パッシブソナー4個を再設置されてしまいました。各ポイントに散って阻止行動を展開していましたが、それをすり抜けて機器設置されたようです。作業員が暴力的に出てくる場面もあったようです。今後引き続き機器補強などの作業があるかもしれませんし、カメラ設置のための大型クレーン船「不知火」がやって来ることも考えられます。状況は、はっきり言って厳しいものです。
高江も1月半ぶりに動きが出てきました。業者がユンボの点検ということで敷地内に入って行ったそうです。高江は広範囲の上に人数も少なく、各ゲート1人ということもあります。強制集団死が起こった沖縄戦と、現在強行されようとしている新基地建設は「全く違う事態」なのでしょうか。先日集まった11万人の熱気は、再び繰り返されようとしている「新たなる沖縄戦」を容認しようとでもいうのでしょうか。
嘉手納ではまたもパラシュート訓練が強行されようとしていて、泡瀬干潟では専門家がいくら言っても計画が改まる様子はありません。それはそのまま辺野古の状況と合致します。国会では給油新法が与党から出されます。衆議院では当然通るでしょうが、参議院で否決されます。しかし衆議院の優越がありますから、それが衆議院に差し戻されて再可決されるでしょう。もちろんこればかりやっていると国民の信頼を完全に失います。小泉さんの時の郵政民営化法案は参議院で否決された時点で解散総選挙という乱暴な手法に出ました。福田さんが小泉さんと同じ方法を取るとは思えませんので、多分衆議院で2/3の票を集めての再可決をはかるり、参議院はそれに対して問責決議などの手法で対抗するでしょう。そこで解散総選挙となるかもしれません。その時すでに可決されている給油新法が発動されてしまっていれば、アメリカに対する「ご奉仕」は継続されるという形になっているのかもしれません。政治の仕組みはなかなか難しいので、少し調べてみなければなりませんが、またも国会で大きなことが起こってしまうと、増々辺野古や高江は置き去りにされたままになります。
教科書検定が「正しい表記」に変えられたとしたならば、とりあえず「やり遂げた」という喜びの元で、米軍再編法案に対しての抗議の声がまた小さくなる恐れもあります。教科書検定撤回は全く当たり前の話で、元に戻されたからといって、それが沖縄の現実に対する対処にはあまりならないようにも思えます。むしろ現在は劇的に辺野古や高江から国民どころか県民の目まで逸らされてしまっているので、検定撤回で満足感を得た仲井眞さんが、今後どんな態度に出て来るのか非常に心配です。それでなくても普天間の土地の強制使用が継続されようとしていて、自分の公約が反古にされようとしているのです。これに対してもっと抗議の意志を示すべきです。
沖縄のメディアが辺野古や高江のことに触れないとすると、私たちが得られる情報はごく限られてしまいます。特にそれに対する情勢がつかめないのは困ります。辺野古の阻止行動は確かに「場当たり的」ですが、ある意味とにかく「場当たり」に徹することが求められるのです。緊張の繰り返しです。それに対して、市や県や国はどう動いて来るのかという情報が必要です。各メディアの方々は是非情報発信をお願いしたいと思います。ボクシングや相撲のどうでもいい話題に何時間も何面も割くのは、はっきり言って世界情勢からの遅れを意味するのではないでしょうか。でも故意にそうすることで、国民を無関心に育てることが目的なのでしょう。メディアには情報発信に対する責任と誇りを取り戻して欲しいと思います。
「沖縄タイムス・10/18」
「軍強制」明記 申請へ/教科書検定
「琉球新報・10/18」
環境調査の不備指摘 専門家らアセス書に反論
