9/23の情報

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9/23夜までの情報です。今日も辺野古では作業強行がありました。作業内容や船団の数など詳細な情報は入っていませんが、昨日と同様であれば目視による海底調査等だと思われます。また今日はジュゴン監視団によるマンタ法での海底調査もあり、国に雇われた業者による違法な事前調査の結果と、ジュゴン監視団による調査結果の対比が後々求められるだろうと思います。作業内容や日程、調査データ等の公表を避け続ける環境調査という異常事態ですから、国が出してくる調査結果は嘘にまみれた最悪のものになることでしょう。現場を知らない日本人たちはその嘘八百が並べられた調査報告書を見て信じ込み、自分たちの身さえ守られれば良いという傲慢な思いで受け止めることでしょう。沖縄で見えている日本の問題なのですから、日本人として沖縄の現状を知らない、あるいは目を向けない生き方というのは正に偽りだろうと思います。辺野古に絶対行かなければならないなどと豪語するつもりはもちろんありません。物理的事情の違いは十分承知しています。しかし「辺野古や高江で何が行なわれているか知らない」とか「沖縄戦の存在すら知らない」という有様では、正直なところ「それは罪だ」と言ってしまいたい気もします。

さて、自民党総裁選というこの世で最もどうでもいいことの一つが派手に行なわれ、福田康夫さんが新総裁に選ばれました。このまま総理に選ばれるだろうとは思います。ただし参議院では小沢さんが首相候補として選ばれるでしょうから。こうなったら何十年ぶりかの衆参両院の対立が見られることでしょう。しかし参議院は衆議院のお目付役という位置づけであるため、やはり衆議院で選ばれた福田さんが新首相になるのは間違いないと思います。

仲井眞さんを始め、自民党の沖縄県連なども「普天間移設問題の早期解決を期待する」というコメントを出しています。それはつまり手っ取り早く辺野古での新基地建設を進めてくれということでしょう。埋め立てが始まらなければ、沖縄の土建業者は儲かりませんから。とにかく増々阻止行動が苦境に立たされるに違いありません。

解散総選挙への動きは間違いないのですが、これで自民党・公明党が「また」負けるとは限りません。「福田さんなら柔らかくていい」とか「福田さんなら真面目でいい」とか、「福田さんなら・・・」のオンパレードに惑わされて、「自民党にもう一度頑張って欲しい」などという感じで票が戻ってしまうことは予想がつきます。安倍さんが辞任してすぐの解散総選挙であれば少しばかりの期待感はありましたが、福田さんが選出されてマイルド路線で民主党との対話でも始めようものなら、考えの浅い国民はまたも風見鶏状態となります。それでなくても半数近くの人たちは選挙にさえ行かないし、総理大臣の名前さえ知らない学生もいます。

実際に私が問いかけられて驚いた言葉をいくつか紹介しましょう。全て大学生からの言葉でした。「ベトナムってアメリカの中にあるんですよね」「日本とアメリカが戦争してたって本当ですか」「アフガニスタンっていう国、はじめて聞きました」「アメリカ人は何も悪くないのに、何であんなテロに遭わなきゃいけないんですか」「アメリカ軍が守ってくれているから安心して沖縄行けますね」「ひめゆりの人って何であんなに大げさに話すのかなぁ。なんかこっちが白けちゃうよ」「家族でお互いに殺し合ったなんて、沖縄の人って残酷ですね」「沖縄に家族で行ってきましたよぉ。でも基地なんか無かったけどなぁ」

日本人に対して少し物を言いたい私の気持も分かっていただけたでしょうか。もちろん私も数年前までイランの位置を間違って覚えていましたから、あまり人のことは言えませんが、やはりトータルで見て興味がある云々の前に人として知るべき事柄、学ぶべき事柄があるとは思うのです。もちろん人として当然の礼儀というものも含めてです。これらは知った者がちゃんと伝えて来なかったという問題もありますが、それを言い過ぎると自意識過剰と誤解されます。人との違いを認め合いつつ、それでもコンセンサスを取って然るべき事柄はあると言いたいと思います。そして日本人として知るべき責任がある事柄については、やはりどうしても知っていて欲しいと思うのです。自分の主体性を持って、自分の責任を自覚しつつ知る作業を怠ったところにこそ、命を蔑ろにする出来事が起こるのです。

9月29日の県民大会も、「・・・・それでは今何を為すべきなのか」という自らへの問いかけが無ければ、意味のある機会とはならない気もします。1995年にあがったはずの怒りの炎は、今いったいどこに行ってしまったのでしょうか。教科書検定問題は今の歴史の流れの一部分です。日本の現状が生み出した大罪です。しかし罪深い歴史を刻み続ける日本の在り方、そしてそこで生活を営む私たち一人一人が「どうするべきか」としっかりと考えないと、新たなる罪責告白をしなければならない事態に陥るはずです。

「沖縄タイムス・9/23」
「集団自決」直後を記録 米軍の公文書発見

自身の映像に「証言したい」/那覇で上映・講演会

「沖縄タイムス・9/23社説」
[9・29県民大会]再び山が動きつつある

「琉球新報・9/23社説」
意見撤回県民大会 検定制度にもメスを

このブログ記事について

このページは、hが2007年9月24日 01:41に書いたブログ記事です。

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