愚かすぎて手に負えない・・・
9/21夜までの情報です。今朝は7:30頃に辺野古漁港からチャーター船10隻が出港して行きましたので、おそらく10船団20隻ほどの作業船団を組んでの作業強行を行なったと見られます。こちらはゴムボート1艇に皆で乗り込んで監視行動を行いましたが、そこで確認したところによると、見た範囲ではソナー9機の引き揚げと海水の採取を行なっていたようです。午後にゴムボートも浜に戻り、陸上からの監視活動に切り替えました。ソナーはメンテナンスのために引き揚げたのかも知れません。ということは後日再設置ということも考えられます。しかしとにかく辺野古は人が全然足りません。高江での動きはまだ報告されていませんが、辺野古も高江もまた大変な状況になりつつあり、緊張の度合いもピークに達しています。現地へ行ける方は徹底非暴力の行動について良く聞き、理解した上で対応よろしくお願いいたします。那覇防衛施設局が沖縄防衛局に様変わりし、海上保安庁も増員申請をしているということもあり、ここしばらくの静けさの後に今までで一番大規模な強行作業があるのではないかとも思えます。
辺野古も高江も政局の激変の時もほんの数日静かになっただけで、結局その後変わらずに作業が強行されていたので、いつまでたっても阻止行動を中止することが出来ません。高江など24時間態勢を組まなければならなくなっていますし、国はいったい何を考えているのか、憤りさえ通り越しています。
米軍の後にホイホイ追随している日本の姿は、世界の人たちから見ると不思議で仕方ないことでしょう。直接米軍の被害を受けている国々だけではなく、歴史あるEU諸国やアジアの国々からは軽蔑の眼差しが向けられていると思います。政府の言い分のどれ一つを取っても信用に値しませんし、裏があることが見え見えですし、「ほんの少し」考えれば日本の方向性が絶対的に間違っていることは火を見るより明らかです。それなのに日本人の大多数は「辺野古ってどこ?」と平気で言いますし、「集団自決ってなに?」という有様です。自分のことだけ、自分の周りだけとりあえず「平穏っぽければ」それでいいのでしょうか。それがどれだけ上辺だけの平穏であったとしても、その裏にある秘めたる暴力や諍い、争いに対して気付かぬ振りをしていれば、とりあえずは生活はして行けます。東京を歩いていても、何でこんなことになってしまったのだろうか失望することばかりです。しかしそういう大多数の人たちに対して失望する権利も資格も私にはありません。辺野古から見ればそんな私もその大多数の一部でしかないからです。そのことを自覚していないと、こういう行動をして行く中で内なる差別意識が生まれてしまうと思うからです。
さてとにかく、アメリカの状況を見れば見るほど断末魔の悪あがきをしているとしか思えません。米軍が威張り散らしているのは派兵されている先でだけの話でしょう。本国内では米軍に対する風当たりはだいぶ強いという声も聞きます。日本はこんなアメリカと命運を共にするのでしょうか。日本はアメリカとだけ仲良くして行ければ良いと考えているのでしょうか。歴史を歪曲し、憲法を変え、米軍と共に軍事強化をして行くとするならば、アジアで展開している全ての日本企業は仕事が出来無くなることは間違いありません。その点をビジネスマンたちはもの凄く心配しています。仕事が共にできなくなるどころか、アジアへの旅行さえ拒否される日が来るのではないでしょうか。それほど日本の信用失墜は目の前に迫っているということです。
考えてみれば、小泉さんから安倍さんへの過程で、とんでもない法案が乱立してしまいました。見切り発車の郵政民営化にしても、野党が最後の追及をする機会を安倍さんが辞めるタイミングを図ることで奪ってしまいました。憲法改正議論は消滅しかけていると見られているようですが、テロ特措法にしても、米軍再編法案にしても、重要法案に対して野党が追及しようとするタイミングを有耶無耶にするように、多分解散総選挙の方向へ持って行くのではないでしょうか。政府がどんな状態にあっても、関係なく私たちはそれぞれの仕事を続けています。それを考えれば、強行作業を仕事として請け負っている業者が止まるはずがありません。ここぞとばかりに襲いかかってくるでしょう。結果が新基地建設だろうが、白紙撤回だろうが、お金をもらっているのですから、やることはやるはずです。自民党が崩壊し、野党が改めて新基地建設白紙撤回、米軍再編法案廃止でもしない限り、現場では強行作業と阻止行動の繰り返しなのです。それに辟易している暇もなく、私たちは平和を創り出す行動の鍵は「最前線での阻止行動」であることを正しく理解し、主体性を持って関わり続けなければならないと考えます。
それから、環境保護団体が「アセス方法書」の撤回を求める抗議文を出したというニュースが流れていますが、その中では「建設位置の選定のやり直しをもとめる」とされているようです。何度も言いますが、それではダメです。位置を変えれば基地を建設しても良いのか、ということです。これでは日米安全保障条約の傘の元に堂々とまかり通っている「現実路線」というまやかしと同類の意見です。仮にも自然との関わりに長けているのなら、基地建設そのものに抗議しない限り自然は保護出来ないということぐらい理解して欲しいものです。
それから「ワジワジ〜する(腹立つ)」言葉がまたもや米軍から出てきました。まず沖縄タイムスの記事の中から引用します。
「F22が本国へ帰還する際に日中に離陸した。未明離陸の回避は可能ではないか」という首長らの指摘に対しては、「パイロットなど人員の問題や費用の面で未明離陸は避けられない」と答えた。また、同准将は岩国や三沢など日本国内の米軍基地周辺での未明離陸は地元からの抗議がないことに触れ、「なぜ沖縄では抗議されるのか」と発言。
って、オイオイ、という感じです。岩国や三沢でも市も市民もちゃんと抗議しています。嘘八百並べてアメリカ人の質を全体的に低下させているのは正に米軍だということがよくわかる言葉です。頭が悪いというよりも、あまりに傍若無人に振る舞い過ぎて、自分の隣りに人間が生きているということがもはや分からなくなっている可哀想な部類の人間になってしまっているのでしょう。愚かすぎて手に負えません。
「沖縄タイムス・9/21」
米軍、ナパーム類似弾使用/沖縄周辺訓練区域で
