6/25の情報

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6/25夜までの情報です。慰霊の日の後ということもあり、辺野古では緊急事態に際して準備を整えていましたが、今日は作業強行はありませんでした。また一日大切な海が守られました。ただ辺野古漁港では少し人の出入りが多く、いつもの動きと違ったという報告も入っています。はっきりしたことは分かりませんが、作業強行が近いことを示唆するものなのかもしれません。いずれにしても辺野古に注目することで見えて来る日本社会の歪みに対して心の目を向け続けて欲しいと思います。また一つ前の「号外」で辺野古のカヌー隊&サポートメンバーの募集要項をアップしました。皆さんで出来ることを探して、主体的に集まってください。それとゴムボート購入カンパについては引き続き募集しています。考えて見れば船が故障したり、調子が悪くなったり、出航出来る港が限られたりしている中で、浜から出せるゴムボートの存在は貴重です。今ある一艇目のゴムボート「ピース・メーカー」に続いて、今度2艇目として導入されるボートは「サーニー・アル・サラーム」という名前が付けられました。イラクを含む中東の公用語の一つであるアラビア語で「平和を創り出す者たち」という意味です。原語で書かれた旗も用意されました。私の思いとしてはあと2〜3艇ぐらい必要ではないかと考えています。船に比べて機動力があるため、海上保安庁も使っているのです。海上保安庁のゴムボートは100馬力を越えるエンジンを2つも搭載しています。もの凄い機動力です。元々人命救助や犯罪防止に使われる物ですから、そのぐらいの装備でないと追いつかないのでしょう。それを是非「本来の目的」のためにこそ使って欲しいと思いますが、それが「どういうわけか」カヌーに襲いかかって来るのですから、そんな化け物のような機械相手に平和を守る行動を展開するためには、こちらも出来る限りの対策を練らなければなりません。灰谷健次郎さんに貰った船もあり、今までの阻止行動はこれらの船が無ければ成り立ちませんでした。大変感謝なことです。しかし事態はますます深刻なものになっている現在、どうしても追加のゴムボートがもっと必要です。

私の場合は、毎日会う相手に辺野古での阻止行動の事を出来る限り話し、カンパを貰って集めて辺野古に届けてきました。1人で多額の負担をすることは無理でも、沢山の人たちから集めれば大きな金額になります。是非沢山の人に呼びかけてカンパを集めてください。

今年4月に環境省は、絶滅の恐れのある野生生物を分類した「レッドリスト」を改訂し、沖縄島が生息域の北限とされている国の特別天然記念物であるジュゴンを「絶滅危惧類」として新たに登録する決定をしています。分類としては「絶滅危惧IA類」に入れる予定だそうです。絶滅危惧IA類に分類されているのは植物や昆虫が多いのですが、動物ではニホンリスやツキノワグマ、オオサンショウウオ、コウノトリ、カブトガニなどもこの絶滅危惧IA類です。そこにジュゴンも加えることになり、早ければ年内にも指定されるそうです。WWFはジュゴン保護のためにDVDを制作し、特に大浦湾のジュゴン保護に本格的に乗り出す方針を打ち出しました。またキャンプシュワブの文化財調査に対しては文化庁のバックアップもあります。辺野古がますます世界的に注目されていきます。安倍さんはそうなる前に手を打とうと考えているでしょうが、すべては安倍さんに逆風となっていきます。

今回、米軍掃海船の与那国寄港問題が大きく報じられていて、それに呼応するように久間さんが宮古島で酷い言葉の数々を言い放ったようです。あくまでも宮古の伊良部(いらぶ)島の隣りに位置する下地空港が欲しいようです。振興策がほとんど出ないという詐欺にあったような形で建設された空港ですが、実は2001年と2005年に伊良部町は自衛隊誘致賛成決議を出しています。それに対して住民の大反対があり、決議を白紙撤回したという経緯があります。その後2005年10月に宮古島市に合併され、現宮古市長は軍事利用反対の立場なので、国としては久間さんのような嫌らしい言い方で攻め落とそうとしているのだと思います。下地島空港については1971年に当時の琉球政府行政主席だった屋良朝苗(やらちょうびょう)さんと国との間で「軍事利用は出来ない」という覚え書きが交わされていて、これが現在まで本格的な軍事使用を阻止しているのです。しかし以前も触れたように宮古島市は財政的に大借金を抱えており、非常に危険な現状であると言えます。今回の米軍の与那国寄港によって、増々宮古・八重山地方が危険にさらされていると考えられます。それにもし財政立て直しの切っ掛けとして下地島の自衛隊使用が認められ、自衛隊基地となるとするならば、当然次は米軍基地に生まれ変わることはいとも簡単な手続きとなってしまいます。その過程で万が一普天間を下地島に移設するという決定が下されてしまったならば、阻止行動が出来なくなるだけでなく、反対の声はそれこそただの「戯言」として無視され、金網の外で旗を振り上げるだけしか出来ないという事態に陥ります。それこそまさに国が望む「妨害活動のないスムーズな新基地建設推進」という姿を曝してしまうことになります。辺野古同様、宮古・八重山の状況には要注意です。

このブログでは辺野古のことだけを取り上げているわけではないことはご存知の通りです。もちろん辺野古で見えている日本の歪みを中心として書いていますが、平和の問題は広い視野で見ていかなければ何の意味もなくなってしまいます。辺野古にだけ集中して下地島のことを無視したり、下地島に集中してF22Aラプターの騒音被害を無視したり、F22Aラプターの飛来に集中して泡瀬干潟の埋め立てを無視したり、泡瀬干潟の埋め立てに集中して東村高江区のヘリパッド建設を無視したり、高江のヘリパッド建設問題に集中してイラクの惨状を無視したり、イラクに集中して横須賀の原子力空母ジョージ・ワシントンの配備を無視したり、原潜配備に集中して憲法改悪を無視したり、憲法改悪に集中して教育基本法改悪を無視したりすることは出来ないのです。いま顕著な問題ばかり例として出しましたが、どんな小さな暴力であっても私たちは無視することは出来ないのです。もちろん全部に主体的に関わることは物理的に難しいとは思いますが、一つの問題に関わっていく中で、平和に反する様々な問題と出会い、そこで必死で行動している人と出会い、すべての問題はつながっているのだということに気付くのだと思います。この世の命に対する反逆を私たちは絶対に無視出来ません。慰霊の日に国際反戦沖縄集会の場で沢山の方々からの報告を受けたのも、人と人が真実の意味で出会うためです。平和に対して広い視野を持って、しかも敏感に心を鍛えたいと思います。

「沖縄タイムス・6/25」
米軍艦、与那国に寄港

仲井真知事が緊急入院

「軽度の脳梗塞疑い」知事緊急入院

戦争への憤り一冊に/札幌市の今倉松男さん

来年3月までに判決/米ジュゴン訴訟

「琉球新報・6/25」
与那国に米2艦船寄港 民間港に復帰後初

知事、軽い脳梗塞 議会は当面欠席

防衛相、下地島空港「良い場所」 自衛隊使用に言及

軍事利用に反対 自治労宮古総支部

西銘「自立」、糸数「平和」 参院選沖縄区、2氏政策発表

与那国に米掃海艦・町民の不安が募るだけ

「琉球朝日放送(QAB)・6/25」
軽度の脳梗塞 仲井真知事入院

米海軍船艦を一般公開

久間大臣 下地島使用に言及

「沖縄テレビ(OTV)・6/25」
仲井真知事 脳梗塞で緊急入院

那覇市議会 米軍基地燃料流出事故で抗議決議

米国で係争中の沖縄のジュゴン保護裁判 経過報告

米軍艦船 多くの反対の声の中 与那国寄港

ジュゴンネットワーク 情報開示求めるよう促す

「八重山毎日新聞・6/25」
「与那国に軍艦はいらぬ!」炎天下で抗議行動、怒り渦巻く

米艦船の再寄港懸念 台湾との交流に水差す

米掃海艦2隻が与那国寄港 住民ら抗議、一時騒然

「東京新聞・6/25」
首相『3年後に改憲』 参院選争点に

このブログ記事について

このページは、hが2007年6月26日 03:00に書いたブログ記事です。

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