3/29の情報
3/29夜までの情報です。アメリカ総領事のケビン・メアさんが「沖縄側」に理解を示すような発言をしていますが、依然としてタダで普天間を返すつもりはないようです。タイムスの記事にあったメアさんの発言二つを引用します。なお( )内は私が追加しました。「(普天間基地の)三年内閉鎖は難しい。移設をできるだけ早く加速する方がいい。できるだけ早く飛行場の周辺住民の懸念を解決するための努力をする用意はある」「(嘉手納基地より南の基地返還の時期について)一四年を目指している普天間代替施設の完成と海兵隊移転が完全に終わるまで待つ必要はない」。
共に米軍再編に盛り込まれている項目ですが、もう既に普天間基地を三年以内に閉鎖するという仲井真さんの公約は実現不可能であるということです。しかもアメリカ側の本音というか、元々の計画通り「普天間の移設先が整ってから宜野湾市の土地は返す」ということを明言しているわけです。「飛行場周辺住民」というのはもちろん普天間基地の周りに住む人たちのことですが、その人たちの周りから危険を除去するという言い分を強く押し出し、沖縄の負担軽減なんだという大義名分を振りかざしているのです。しかしそれは全くの虚偽であるということが言われ出してもう長い時間が経っています。宜野湾市民の方々も、市長の伊波さんも「辺野古への移設」なんか望んでいません。宜野湾市長選が近づいているので、伊波さんを落とすための画策にアメリカも一役買っているのでしょうか。伊波さんが落選すれば、アメリカにとっても日本政府にとっても外堀の一つが埋まることになります。どこぞの団体が卑怯な手を使わない事を望みます。
さて最初に「沖縄側」と鍵括弧をつけたのには理由があります。これは県民の総意を表す言葉ではないからです。仲井真さんと名護市議会という「一部」の人たちの意向を「沖縄側」と表現しているに過ぎません。もちろん県民が選んだ人たちですから、その代表ではあります。しかしそれでも沖縄県民の「総意」ではありません。どこかで妥協点を見つけて政策を進めて行くということは多数決による選挙制度がある現状では当たり前のことですが、その際多数派が少数派を切り捨ててことを強引に進めるという態度であったならば、こと沖縄に関してはほぼ半数の県民の意思を切り捨てるということになってしまいます。安倍政権の支持率が3割を割ろうかというのも、こんなはずではなかったという人たちの意志の現れです。宜野湾市民も辺野古の住民も同じ県民であるはずです。栄えている南から人口の少ない北へ移せば事は足りるという横暴な計画を、沖縄県自身に選択させようとしている歪んだ図式が浮かび上がって来ているのです。
普天間代替施設、とにかくこれはあってはならないことです。普天間基地(だけではありませんが)はこれまで多大な迷惑を沖縄にかけているのですから、それだけで沖縄から、日本から出て行く条件は十分すぎる程整っているのです。世界の厄介者であるアメリカ軍の新基地建設という時代錯誤な計画は、「中止以外の選択肢を認めない」と多くの人たちは訴えているのです。普天間基地は「無条件返還」という橋本さんと最初に決めた計画に戻すべきです。それ以外は全て金のためでしかありません。日本は金だけのためにアメリカに媚を売ることはもうやめなければなりません。そしてその金儲けに乗っかろうとしている日本中の業者の方々も考えを改めるべきだと強く訴えます。久間さんも「名護市案は一長一短だ」とか適当な発言を繰り返していますが、「プラス面」と言えば「建設業界が儲かる」「アメリカに良い顔出来る」ぐらいなもので、住民にプラスなことなんて何一つありません。そして日本政府にとって最大のデメリットは「世界の信頼を失う」ということです。孤立した日本は世界中どこに行っても冷ややかな目で見られることになります。「沖縄の心を踏みにじってアメリカのご機嫌取りをしました。憲法を変えて戦争出来る国にしました」では、誰が日本を信用するのでしょうか。安倍さんは鎖国でもしたいのでしょうか。
「沖縄タイムス・3/29」
米総領事、沖合移動に理解/普天間移設で地元配慮表明
「琉球新報・3/29」
サンゴ調査など4件入札 来月にも海中へ機器設置
「琉球新報・3/29社説」
普天間環境調査・国のペースでいいのか
「琉球新報・3/29コラム」
コラム・金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・3/29」
新石垣空港 土地強制収用手続き開始
「琉球放送・3/29」
新石垣空港建設で県強制手続き着手
「信州毎日新聞・3/29社説」
沖縄密約判決 肝心な点に触れぬまま
「朝日新聞・3/29」
靖国合祀、安倍首相、国関与「問題ない」
「朝日新聞・3/29社説」
日米密約—真相に目をつぶる判決
