3/28の情報
3/28夜までの情報です。西山裁判の波紋が広がっています。特にタイムスの社説の終わりにある「たとえ時効が成立しても国民を欺いた事実があるのなら、私たちはそのことを『歴史の事実』としてきちっと検証していく責任があるからだ。それが国による問題のすり替えに翻弄されて、“真実”の隠ぺいに加担したメディアの使命と考えたい。」は大切な視点だと思います。新報の社説も納得のいく解説がなされているのではないでしょうか。東京新聞の社説は一転西山氏に対する提言も含めて論じていて、これも正しい視点だと感じました。
一方当の毎日新聞にはほとんどこのニュースがありません。朝日も社説で取り上げるかと思いましたが載っていませんでした。読売新聞には他と大体同じ視点で社説として取り上げられていましたが、その他の全国紙では論説という視点を明らかにする場では報道しないつもりなのでしょうか。特に毎日新聞はどんな利害関係があるのか分かりませんが、報道しなさすぎではないでしょうか。ここで文句を言っても始まりませんが。
この密約が沖縄の現状にどれだけ大きな影を落としているのか、復帰後の日米関係にどれだけの影響を与えるものであるのか、それを考えると実に酷い判決が出たものだと感じます。高裁での控訴審、最高裁での上告審と裁判闘争は続くのかもしれませんが、沖縄に迫っているアメリカ軍再編という名の新たなる暴風雨を考えると、そんなにのんびりと判決を待っていられない気もします。西山裁判、岩波裁判共に沖縄のメディアを中心に真実を力強く追究して欲しいと思います。そして辺野古や東村高江での命を守る闘い、泡瀬干潟を守る人たちの状況、嘉手納周辺住民の痛みの声、それらを余す所無く全国に発信し続けて欲しいと思うのです。それは沖縄のメディアが一番最前線だからこそ為せる業だと思います。それは全国的にも非常に貴重なのです。このブログも陰ながらそのサポートをし続けたいと思います。
そしてメア総領事が「もっと沖でもいい」というような発言をし、県が国の要請を正式に受けるのであれば、辺野古での現況調査が始まります。全ては新基地建設に向けての作業以外何ものでもありません。仲井真さんにはもう一度しっかりと考えて頂かなくてはなりません。これはアメリカ軍の都合のいいように動いているだけであって、決して普天間の危険除去なんかには結びつかないということを。普天間撤去、ただそれだけを求めて行くべきであって、現況調査を許してしまうということは、仲井真さんは公約違反を犯すことにもなります。基地を望まない人たちの声を、平和を望む人たちの声を、もっともっと多く聞くべきだと思います。新基地建設容認は沖縄の歴史的大失態となることは明らかです。「国よ、ちょっと待て」と言えるのは今しかありませんし、それは県を代表している仲井真さんの使命です。その点を絶対に忘れて欲しくないのです。
「沖縄タイムス・3/28」
沖縄密約 判断せず/西山元記者、全面敗訴
「沖縄タイムス・3/28社説」
[沖縄返還密約訴訟]なぜ「事実」に触れない
「琉球新報・3/28」
沖縄密約判断避ける 東京地裁「請求権は消滅」
「琉球新報・3/28社説」
密約訴訟判決・“疑惑”直視しない司法 国家の欺瞞不問に付すのか
「琉球朝日放送(QAB)・3/28」
総領事「沖合へずらしてもいい」
「琉球放送(RBC)・3/28」
メア在沖米総領事 普天間基地建設計画で柔軟姿勢か
「朝日新聞・3/28」
「慰安婦問題を歴史の教訓に」 女性基金が外相に要請
「東京新聞・3/28」
陸自・中央即応集団が発足 機動性、テロ対処を強化
「東京新聞・3/28社説」
沖縄密約 真実に背を向けた判決
「読売新聞・3/28社説」
[西山事件]「『密約ない』を撤回してもいい時」
